乳腺の肥大がなく、皮下脂肪が増えただけの偽性女性化乳房(ぎせいじょせいかにゅうぼう)の場合は、細長い吸引管(吸引カニューレ)を用いて、脂肪を吸引除去する治療で改善します。
当院の日帰り女性化乳房治療について


- 脂肪吸引する範囲に目印をつけ、手術台に仰向けに横になります。
手術準備が完了したら、静脈麻酔を行ないます。 - ワキの下とワキ腹から2~3mmの吸引管(カニューレ)を挿入して脂肪を吸引します。
- 脂肪を吸引するにつれて、徐々に胸の膨らみが平坦になっていきます。
胸が平らになるまで脂肪を吸引し、手術終了です。吸引管を入れた傷は縫合が必要でない場合もあります。 - 吸引が終了したら、腫れ予防のガーゼを載せて圧迫固定します。
麻酔を覚ます薬を注射するとすぐに目が覚めるので、少し休憩すればそのまま帰宅できます。
圧迫固定をしている間は、胸の下であればシャワーで洗えます。 - 手術の2~3日後に圧迫固定を外したら全身シャワーで洗えます。
シャワー後に胸専用サポーターをつけ、胸を圧迫固定します。
1週間後からは入浴もできるようになります。
サポーターは1ヶ月間継続します。 - 抜糸をする場合は1週間目に行ないます。
これ以後の通院は不要ですが、ご希望によりいつでも無料で診察します。
偽性女性化乳房手術の料金
手術方法 | 料金(税込) | 手術時間 |
---|---|---|
脂肪吸引法 | 385,000円 | 約30分 |
乳腺脂肪切除法 | 220,000円〜660,000円 | 約60分 |
脂肪吸引法+乳腺脂肪切除法 | 605,000円〜990,000円 | 約90分 |