女性化乳房の問題女性化乳房の問題

女性化乳房の問題女性化乳房の問題


外見の問題

女性化乳房自体は病気ではありませんが、男性なのに胸が膨れているのは気になるもので、実際に女性化乳房修正手術を希望する理由で最も多いのが、海やプール、温泉などに出かけた時にコンプレックスを感じるというものです。
ゴルフなどのスポーツやレジャーでの着替えなどで上半身を脱ぐ機会は案外多いものです。
また脱がなくても、体にフィットするTシャツを着たときに目立つのが気になるという方もいらっしゃいます。

■補強下着やサポーターの効果

胸の膨らみを抑え込む補正下着、サポーターをつければ、一時的に症状を目立たなくすることはできますが、締め付けが苦しく補正下着やサポーターを外したら元に戻ってしまいます。


乳腺のしこりと痛み

女性化乳房(乳腺肥大症)の場合、胸にしこりができて継続的・断続的に痛む場合があります。
症状の多くは異常ではありませんが、乳腺に何らかの炎症を起こしている可能性もあるため、痛みを感じた場合はお早目にご相談ください。


乳がんの恐れ

男性が乳がんになる可能性は低いですが、女性化乳房によって乳腺が肥大していると、男性でも女性と同様に乳がんになるリスクが増大します。
特に高齢者で胸にしこりがある場合は乳がんかどうかを識別するべきです。

当院で女性化乳房手術(胸のしこり手術)を行った場合、 乳腺組織をすべて病理組織検査で精密検査して、乳がんではないかを確認しています。


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