症例12 21歳男性 ペニス上反り形成術・屈曲ペニス修正術・包茎手術
ご来院時の状態
包茎の状態で、平常時には何ら変形はありませんでした。
ご本人にお伺いしたところペニスに外傷を負った経験もなく、診察上ペニスにしこりを触れることもありませんでした。
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平常時の状態(正面)
包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。 -
平常時の状態(裏面)
包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。
ご来院時の勃起時の状態
ご来院前に、ご自宅で勃起時の状態を撮影していただいたところ、下方向に明らかな屈曲変形を認めました。
生まれつきの症状であることから、屈曲ペニスの原因は先天性の陰茎湾曲症であると診断しました。
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勃起時の状態(側面)
下方向への屈曲変形がある。 -
勃起時の状態(上面)
屈曲変形はない。
症状の分析と治療方針
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ペニスは1ヶ所で鋭角に曲がっているというよりも、緩やかに下方向に湾曲しています。
このためペニスを真っ直ぐに治すために、2ヶ所(赤矢印)で少しづつ上向きに修正する方針としました。
さらに患者様のご希望により、勃起角度を上げるために、ペニス根元での上反り修正(緑矢印)も行いました。
経過画像
包茎手術と屈曲修正・上反り形成を終え、包皮の縫合も終了した手術直後の状態です。
2週間後、抜糸の直後です。
1ヶ月後の状態です。
3ヶ月後の状態です。自然な仕上がりです。傷跡も目立たなくなりました。
手術前後の比較(平常時)
手術前後の比較(勃起時)
- 手術前(側面)
- 手術後3ヵ月(側面)
- 手術前(上面)
- 手術後3ヵ月(上面)
[ 料金 ]
施術内容 | 標準治療費 |
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屈曲ペニス・湾曲ペニス修正(下曲り2ヵ所)、仮性包茎手術 | ¥7,200,000(税別) |
[ 主な注意事項 ]
- なるべく目立ちにくい部位を必要最小限に皮膚切開し縫合しますので、傷はさほど目立つことはありませんが、体質により抜糸後もしばらくは赤みや色素沈着が残ることがあります。
- 個人差がありますが、大まかな腫れが引くまでに1~2週間を要します。また時に内出血することがあり、この場合内出血による赤紫の色調が消えるまでに10日~2週間を要します。
- 余剰包皮を切除した場合、包皮内部が落ち着くまでには、少なくとも1ヵ月を要します。
- 術後は包帯を巻いて患部を適度に圧迫します。これは包茎手術や屈曲ペニス・湾曲ペニス修正手術後に必須のアフターケアですので、医師の指示を遵守してください。
- 飲酒や喫煙は手術後の出血や痛みの原因となりますので、手術後1週間はお控え下さい。
- 術後腫れが引いてくると、皮下にしこりのような硬さを触れたり、触れると不均一な感じがしたり、皮膚の感覚が鈍く感じたりする場合がありますが、通常徐々に改善します。