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症例5 30代男性 屈曲ペニス形成術・上反り形成術・包茎手術傷痕修正

ご来院までの経緯

思春期の頃から勃起時にペニス曲がるため悩んでいました。
半年前に某大学病院で手術を受け、ある程度改善したのですが、勃起した時にブチッと切れた感触があり、 元に戻ってしまいました。包茎も治してもらったのですが、傷痕が目立ち仕上がりに不満がありました。
某大学病院に相談しましたが納得のいく説明もなく、途方に暮れていたところ銀座みゆき通り美容外科さんのHPを見つけ、 藁にすがるような思いで来院しました。

ご来院時の状態

ペニスに外傷を負った経験もなく、診察上ペニスにしこりを触れることもありませんでした。
前回の手術で包茎も治してもらったということでしたが、傷痕が目立ち、ご本人も上がりに不満を感じていました。

  • 平常時の状態(正面)
    包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。

  • 平常時の状態(斜面)
    包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。

ご来院前に、ご自宅で勃起時の状態を撮影していただいたところ、下方向に明らかな屈曲変形を認めました。
生まれつきの症状であることから、屈曲ペニスの原因は先天性の陰茎湾曲症であると診断しました。

  • 勃起時の状態(側面)
    下方向への屈曲変形がある。

  • 勃起時の状態(上面)
    下方向への屈曲変形がある。

症状の分析と治療方針

  • ペニスは1ヶ所で鋭角に曲がっているというよりも、緩やかに下方向に湾曲しています。
    このためペニスを真っ直ぐに治すために、2ヶ所(赤矢印)で少しづつ上向きに修正する方針としました。
    さらに、勃起角度を上げるために、ペニス根元での上反り修正(緑矢印)も効果的と判断しました。

画像シミュレーション

下方向への屈曲を上方向に3ヶ所で修正する場合、さらに上反りの目的で根元で上方向に1ヶ所で修正する場合の、 2パターンを画像でシミュレーションしました。

  • 上方向に2ヶ所修正する場合のシミュレーション

  • 上方向に2ヶ所修正し、さらに根元で上反り修正する場合のシミュレーション

シミュレーションを元にご本人と話し合いをした結果、上反り形成も含めた修正を行う方針となりました。
また仮性包茎も同時に治すことになりました。

麻酔法の選択

修正箇所が多いことから、局所麻酔注射もペニス全体に行う必要があり、手術時間は1.5時間程度と予想されました。
局所麻酔でも手術は可能でしたが、麻酔注射の痛みを感じにくくするために、 笑気ガスを吸入するマスク麻酔を選択することになりました。

経過画像

屈曲修正手術の最中に、先に某大学病院で行われた手術で屈曲を修正するために 使用したと思われる縫合糸が見つかったので取り除きました。

糸の状態から、先の手術は白膜に糸を通し寄せて結ぶだけの簡単な方法で行われ、 その部分が切れたために元に戻ってしまったと思われます。
当院の手術法は糸で結ぶだけの方法とは違い、白膜を切開して縫合する手術法ですので、屈曲修正の効果は永続的です。

  • 仮性包茎の傷痕切除のデザインです。(正面)

  • 仮性包茎の傷痕切除のデザインです。(裏面)

  • 屈曲修正を終え、包皮の縫合も終了した手術直後の状態です。

  • 手術翌日の状態です。腫れも軽度です。

  • 2週間後、抜糸の直後です。(表面)
    自然な仕上がりです。

  • 2週間後、抜糸の直後です。(裏面)
    自然な仕上がりです。

  • 3ヶ月後の状態です。(正面)
    傷痕も目立たなくなりました。

  • 3ヶ月後の状態です。(裏面)
    傷痕も目立たなくなりました。

勃起時の状態(手術前/手術後3ヵ月)

  • 手術前(側面)
  • 手術後3ヵ月(側面)

  • 手術前(上面)
  • 手術後3ヵ月(上面)

[ 料金 ]

施術内容 標準治療費
屈曲ペニス・湾曲ペニス修正(下曲り2ヵ所)、勃起角度修正(1ヵ所)、包茎手術傷痕修正 ¥950,000(税別)

[ 主な注意事項 ]

  • なるべく目立ちにくい部位を必要最小限に皮膚切開し縫合しますので、傷はさほど目立つことはありませんが、体質により抜糸後もしばらくは赤みや色素沈着が残ることがあります。
  • 個人差がありますが、大まかな腫れが引くまでに1~2週間を要します。また時に内出血することがあり、この場合内出血による赤紫の色調が消えるまでに10日~2週間を要します。
  • 余剰包皮を切除した場合、包皮内部が落ち着くまでには、少なくとも1ヵ月を要します。
  • 術後は包帯を巻いて患部を適度に圧迫します。これは包茎手術や屈曲ペニス・湾曲ペニス修正手術後に必須のアフターケアですので、医師の指示を遵守してください。
  • 飲酒や喫煙は手術後の出血や痛みの原因となりますので、手術後1週間はお控え下さい。
  • 術後腫れが引いてくると、皮下にしこりのような硬さを触れたり、触れると不均一な感じがしたり、皮膚の感覚が鈍く感じたりする場合がありますが、通常徐々に改善します。

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