症例4 20代男性 屈曲ペニス形成術・包茎手術
ご来院までの経緯
思春期の頃から勃起したペニスが下に曲がっているため悩んでいましたが、どうしていいか分からず、相談する相手もいませんでした。
たまたま屈曲ペニス修正術のことを知り、メールで相談して丁寧な返信をいただき来院を決心しましたが、 来院前は不安が大きく、気持ちの整理がなかなかできませんでした。
ご来院時の状態
仮性包茎の状態で、平常時には何ら変形は認めませんでした。
ご本人にお伺いしたところペニスに外傷を負った経験もなく、診察上ペニスにしこりを触れることもありませんでした。
ご来院前に、ご自宅で勃起時の状態を撮影していただいたところ、下方向と左方向に明らかな屈曲変形を認めました。
生まれつきの症状であることから、屈曲ペニスの原因は先天性の陰茎湾曲症であると診断しました。
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平常時の状態(正面)
下方向への屈曲変形がある。 -
平常時の状態(斜面)
左方向と下方向への屈曲変形がある。
症状の分析と治療方針
ペニスは1ヶ所で下方向と左方向に曲がっている状態です。
このためペニスを真っ直ぐに治すために、上方向に1ヶ所(赤矢印)、右方向に1ヶ所(黄矢印)修正する方針としました。
また包茎手術も同時に行うことになりました。
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治療前の状態の分析(下方向への屈曲)
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治療前の状態の分析(左方向への屈曲)
画像シミュレーション
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上方向に1ヶ所修正するシミュレーション
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右方向に1ヶ所修正するシミュレーション
麻酔法の選択
手術時間は1時間程度と予想され、麻酔注射の際の多少の痛みは我慢するとのことで、局所麻酔での手術となりました。
経過画像
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仮性包茎の皮膚切除のデザインです。(正面)
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仮性包茎の皮膚切除のデザインです。(裏面)
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手術直後の状態です。
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手術後、包帯で保護した状態です。
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2週間後、抜糸の直後です。(正面)
自然な仕上がりです。 -
2週間後、抜糸の直後です。(裏面)
自然な仕上がりです。 -
3ヶ月後の状態です。(正面)
傷痕も目立たなくなりました。 -
3ヶ月後の状態です。(裏面)
傷痕も目立たなくなりました。
勃起時の状態(手術前/手術後3ヵ月)
- 手術前(側面)
- 手術後3ヵ月(側面)
- 手術前(上面)
- 手術後3ヵ月(上面)
[ 料金 ]
施術内容 | 標準治療費 |
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屈曲ペニス・湾曲ペニス修正(下曲り1ヵ所、左曲り1ヵ所)、仮性包茎手術 | ¥720,000(税別) |
[ 主な注意事項 ]
- なるべく目立ちにくい部位を必要最小限に皮膚切開し縫合しますので、傷はさほど目立つことはありませんが、体質により抜糸後もしばらくは赤みや色素沈着が残ることがあります。
- 個人差がありますが、大まかな腫れが引くまでに1~2週間を要します。また時に内出血することがあり、この場合内出血による赤紫の色調が消えるまでに10日~2週間を要します。
- 余剰包皮を切除した場合、包皮内部が落ち着くまでには、少なくとも1ヵ月を要します。
- 術後は包帯を巻いて患部を適度に圧迫します。これは包茎手術や屈曲ペニス・湾曲ペニス修正手術後に必須のアフターケアですので、医師の指示を遵守してください。
- 飲酒や喫煙は手術後の出血や痛みの原因となりますので、手術後1週間はお控え下さい。
- 術後腫れが引いてくると、皮下にしこりのような硬さを触れたり、触れると不均一な感じがしたり、皮膚の感覚が鈍く感じたりする場合がありますが、通常徐々に改善します。