症例3 30歳男性 真性女性化乳房 (脂肪吸引法+乳腺脂肪切除法)
-
手術前、正面です。
-
手術3ヶ月後、正面です。
-
手術前、右斜面です。
-
手術3ヶ月後、右斜面です。
-
手術前、左斜面です。
-
手術3ヶ月後、左斜面です。
-
手術前、右側面です。
-
手術3ヶ月後、右側面です。
-
手術前、左側面です。
-
手術3ヶ月後、左側面です。
ご来院までの経緯
もともと体格は良かったのですが、体を鍛えても胸だけは膨れたままでコンプレックスでした。
できることなら胸を平らに治したいと思いましたが、誰に相談して良いか分からず時間が経ってしまいました。
女性化乳房のことを知り、稀に乳がんの恐れもあると聞いて不安も感じたため、専門のクリニックで診てもらうことにしました。
ご来院時の状態と治療方針
体格の良さから胸の皮下脂肪が増加していましたが、触診にて乳腺の肥大も確認されました。
このため手術方法は、脂肪吸引法と乳腺切除法の組み合わせで行う方針になりました。
切除した乳腺を精密検査して乳がんの有無も調べることをご説明しました。
-
手術前、正面です。
-
手術前、右斜面です。
-
手術前、左斜面です。
-
手術前、右側面です。
-
手術前、左側面です。
手術のデザイン
治療の範囲に目印をつけます。
わきの下とわき腹を数mm皮膚切開(青色線)して脂肪吸引を行い、乳輪の下半周を皮膚切開(黄色線)して乳腺をくり抜きます。
-
手術のデザイン、正面です。
-
手術のデザイン、右斜面です。
経過画像
-
手術終了直後の状態、正面です。
-
手術終了直後の状態、右斜面です。
-
手術終了直後の状態、右側面です。
-
手術終了直後、乳輪切開縫合部分の接写です。ドレーン(排液管)を挿入してあります。
-
手術終了後、ガーゼを当てて包帯を巻いた状態です。
-
手術の翌日にドレーンを抜いた直後の状態です。
-
手術1週間後、抜糸をした直後の状態です。
-
手術1ヶ月後の状態です。
-
手術2ヶ月後の状態です。
-
手術3ヶ月後の状態です。
-
手術3ヶ月後の傷痕の接写です。傷は目立ちません。
-
手術3ヶ月後の傷痕の接写です。傷は目立ちません。
精密検査の結果
切除した乳腺を精密検査した結果、女性化乳房であり乳がんの恐れはないことが確認されました。
[ 料金 ]
施術内容 | 標準治療費 |
---|---|
女性化乳房修正術 (真性女性化乳房:乳腺組織及び乳腺脂肪切除+脂肪吸引法) |
¥900,000(税別) |
[ 主な注意事項 ]
- なるべく目立ちにくい部位を必要最小限に皮膚切開し、保護器具(スキンプロテクター)を装着して吸引しますので、傷はさほど目立つことはありませんが、体質により抜糸後もしばらくは赤みや色素沈着が残ることがあります。
- 個人差がありますが、大まかな腫れが引くまでに1~2週間を要します。また時に内出血することがあり、この場合内出血による赤紫の色調が消えるまでに10日~2週間を要します。
- 乳腺を切除した場合、バスト内部が落ち着くまでには、少なくとも1ヵ月を要します。
- ダイエットとは異なり、脂肪細胞を吸引除去するので、いわゆるリバウンドはありませんが、全ての皮下脂肪を吸引できるわけではないので、術後に体重が増加すればサイズの増加はあり得ます。
- 術後はバンドやサポート下着などを用いて患部を適度に圧迫します。これは脂肪吸引後に必須のアフターケアですので、医師の指示を遵守してください。
- 術後腫れが引いてくると、皮下にしこりのような硬さを触れたり、触れると不均一な感じがしたり、皮膚の感覚が鈍く感じたりする場合がありますが、通常徐々に改善します。
- 飲酒や喫煙は手術後の出血や痛みの原因となりますので、手術後1週間はお控え下さい。