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症例10 58歳男性 ペニス上反り形成術・屈曲ペニス修正術・包茎手術傷痕修正

ご来院までの経緯

20代の頃、もともと仮性包茎だったので包茎手術を受けたいと思っていました。
28歳の時仕事で京都に出張があり、その際に以前週刊誌に掲載されていた病院に予約を入れて包茎手術を受けました。
九州に住んでいるため、抜糸をしにもう一度京都まで行くのは難しかったので、溶ける糸で縫合してもらいました。
手術はうまくゆきその後普通に生活していました。

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40代後半からだったと思いますが手術の後が目立つようになってきました。陰茎の真ん中あたりに縫合の跡がはっきりと現れていました。
気になっていましたが痛みもなく、また誰に相談することもなく、またどうすることも出来ないのだろうと思い、そのまま10年程過ぎました。
でも温泉に入った時や会社の寮で同僚たちと風呂に入った時などは、人に見られたくなくてタオルで隠したりしていました。
誰も注意深く人のものを見ているわけでもないのですが、やっぱり気にしていました。

仕事でパソコンは毎日使っていますが、インターネット上で男性専用のクリニックがよく紹介されています。
最近になってその中に『傷痕修正のクリニック』というのがあり読んでみました。
色々説明してありましたが、本当にできるのかというのが正直な気持ちでした。
しかしこれを機に調べるようになりましたが、クリニックの余りの数の多さに、どのクリニックを選べばいいのか分からなくなってしまいました。

そうこうして何十ものクリニックをチェックしているうちに『銀座みゆき通り美容外科』のホームページにたどり着きました。

説明も分かりやすく、どのパターンを選ぶか迷いましたが、その後メールで色々と相談して検討しました。
スタッフの方はこちらの返事を急がすことも一切なく、こちらの質問にはすぐに返事をくれました。
実際手術を受けるかどうかも分からないのに親切に対応していただき、またアドバイスも何回ももらいました。
結果、安心感と親近感を持ち、何回も悩みながらも最終的に手術を受けることを決断して、はるばる九州から東京に向かい、クリニックを訪問しました。

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ご来院時の状態

ペニスに外傷を負った経験もなく、診察上ペニスにしこりを触れることもありませんでした。
過去に包茎手術を受けていますが、傷痕がとても目立ち、ご本人も不満を感じていました。

  • 平常時の状態(正面)
    包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。

  • 平常時の状態(裏面)
    包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。

ペニスを伸ばしてみると、傷痕が中央部分にあり、ギャザーのようになり目立っています。
また傷跡の上下で皮膚色が異なるため、ツートンカラー状になっており、余計に目立ちます。

ご来院時の勃起時の状態

ご来院前に、ご自宅で勃起時の状態を撮影していただいたところ、ほんのわずかに左方向への湾曲を認めました。
横方向からみると屈曲は認めませんが、勃起角度が低く、もっと角度を上反りにしたいと希望されました。

  • 勃起時の状態(側面)
    屈曲変形はないが、勃起角度が低い。

  • 勃起時の状態(上面)
    左方向に軽度の湾曲変形がある。

症状の分析と治療方針

勃起角度を上げるために、ペニス根元を含めて合計4か所(緑矢印)で上反り形成を行う方針としました。
さらに左方向への湾曲部分(赤矢印)を右方向に修正して、真っ直ぐ前向きに治すことになりました。

画像シミュレーション

  • 4ヶ所で上反り形成をするシミュレーション

  • 右方向に1ヶ所湾曲を修正するシミュレーション

経過画像

  • 仮性包茎の傷痕切除のデザインです。(正面)

  • 仮性包茎の傷痕切除のデザインです。(裏面)

屈曲修正を終え、包皮の縫合も終了した手術直後の状態です。

手術後、包帯を巻いた状態です。

2週間後、抜糸の直後です。

3ヶ月後の状態です。自然な仕上がりです。傷跡も目立たなくなりました。

手術前後の比較(平常時)

手術前後の比較(勃起時)

  • 手術前

  • 手術3ヶ月後

  • 手術前(側面)
  • 手術後(側面)

  • 手術前(上面)
  • 手術後(上面)

[ 料金 ]

施術内容 標準治療費
屈曲ペニス・湾曲ペニス修正(下曲り3ヵ所、左曲り1ヵ所)、勃起角度修正(1ヵ所)、上反り修正、包茎手術傷痕修正、亀頭増大術(ヒアルロン酸4ml) ¥1,500,000(税別)

[ 主な注意事項 ]

  • なるべく目立ちにくい部位を必要最小限に皮膚切開し縫合しますので、傷はさほど目立つことはありませんが、体質により抜糸後もしばらくは赤みや色素沈着が残ることがあります。
  • 個人差がありますが、大まかな腫れが引くまでに1~2週間を要します。また時に内出血することがあり、この場合内出血による赤紫の色調が消えるまでに10日~2週間を要します。
  • 余剰包皮を切除した場合、包皮内部が落ち着くまでには、少なくとも1ヵ月を要します。
  • 術後は包帯を巻いて患部を適度に圧迫します。これは包茎手術や屈曲ペニス・湾曲ペニス修正手術後に必須のアフターケアですので、医師の指示を遵守してください。
  • 飲酒や喫煙は手術後の出血や痛みの原因となりますので、手術後1週間はお控え下さい。
  • 術後腫れが引いてくると、皮下にしこりのような硬さを触れたり、触れると不均一な感じがしたり、皮膚の感覚が鈍く感じたりする場合がありますが、通常徐々に改善します。
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