症例16 22歳男性 真性女性化乳房 (脂肪吸引法+乳腺切除法)
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手術前
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手術1ヶ月後
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手術前、正面です。
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手術1ヶ月後、正面です。
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手術前、右斜面です。
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手術1ヶ月後、右斜面です。
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手術前、左斜面です。
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手術1ヶ月後、左斜面です。
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手術前、右側面です。
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手術1ヶ月後、右側面です。
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手術前、左側面です。
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手術1ヶ月後、左側面です。
ご来院までの経緯
14歳の頃(手術を受ける8年前)、左胸の乳輪に小さなしこりがあることに気づきました。
当時は気にすることなく普通に生活し、しこりについて調べることも病院に診察を受けに行くこともしませんでした。
しかし、18歳を過ぎた頃から徐々にしこりが大きくなってる気がし、ネットで調べてみると、女性化乳房という症状だということを知りました。
思春期の頃に発症し、その後自然に消えない場合は、外科手術によりしこりを切除しない限り、消すことができない、又手術後は入院しなければいけないことを知りました。
20歳の時に形成外科で診察を受けて、乳腺外科のある総合病院を紹介してもらいましたが、仕事が休みの日に乳腺外科をおとずれても担当医が不在ということが多く、一度も診察を受けることができなかったです。
他の病院を探してみようとネットで検索していると、診察と手術を一回で行ってくれて、しかも日帰りできるという「銀座みゆき通り美容外科」を見つけました。
ホームページを見ていて、院長さんが多数のメディアで意見を掲載していること、メールで症状について相談した時の対応に好意をおぼえ、一生コンプレックスを持ったまま生きていくよりも一日で診察と手術を行い、それを消せるならと思い、銀座みゆき通り美容外科で診ていただく決意をしました。
ご来院時の状態と治療方針
左胸の乳腺肥大と皮下脂肪の増加が認められました。
このため手術方法は、脂肪吸引法と乳腺切除法の組み合わせで行う方針になりました。
手術のデザイン
治療の範囲に目印をつけます。
左のわきの下を数mm皮膚切開(青色線)して脂肪吸引を行い、左乳輪の下半周を皮膚切開(黄色線)して乳腺をくり抜きます。
経過画像
- 手術前の状態です。
- 手術終了直後の状態です。
内部に出血がたまることがないように、わきの下からドレーン(排液管)を挿入してあります。ドレーンは手術の翌日に抜去します。
乳輪縁切開部分から切除した乳腺です。
手術1週間後の状態です。皮下出血したために皮膚色が赤紫色に変色しています。
手術2週間後の状態です。 まだ皮膚色が変色しています。
手術1ヶ月後の状態です。 皮膚色の変色が回復してきました。
精密検査の結果
切除した乳腺を精密検査した結果、女性化乳房であり乳がんの恐れはないことが確認されました。
[ 料金 ]
施術内容 | 標準治療費 |
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女性化乳房修正術(真性女性化乳房:左胸、乳腺組織及び乳腺脂肪切除+脂肪吸引法) | ¥540,000(税別) |
[ 主な注意事項 ]
- なるべく目立ちにくい部位を必要最小限に皮膚切開し、保護器具(スキンプロテクター)を装着して吸引しますので、傷はさほど目立つことはありませんが、体質により抜糸後もしばらくは赤みや色素沈着が残ることがあります。
- 個人差がありますが、大まかな腫れが引くまでに1~2週間を要します。また時に内出血することがあり、この場合内出血による赤紫の色調が消えるまでに10日~2週間を要します。
- 乳腺を切除した場合、バスト内部が落ち着くまでには、少なくとも1ヵ月を要します。
- ダイエットとは異なり、脂肪細胞を吸引除去するので、いわゆるリバウンドはありませんが、全ての皮下脂肪を吸引できるわけではないので、術後に体重が増加すればサイズの増加はあり得ます。
- 術後はバンドやサポート下着などを用いて患部を適度に圧迫します。これは脂肪吸引後に必須のアフターケアですので、医師の指示を遵守してください。
- 術後腫れが引いてくると、皮下にしこりのような硬さを触れたり、触れると不均一な感じがしたり、皮膚の感覚が鈍く感じたりする場合がありますが、通常徐々に改善します。
- 飲酒や喫煙は手術後の出血や痛みの原因となりますので、手術後1週間はお控え下さい。